プログラム
プログラム概要
今回のオンライン学術集会は参加型の学会を目指しております。ライブ配信のセッションはライブ感を大切にして発表者ばかりでなく視聴者も議論に参加できるように、また一般演題についても、事前の視聴開始により、視聴者の質問やコメントに対して発表者が回答するなど、オンライン学会場で双方向性の議論を行えるようにする予定です。活発な議論が行われることを期待しております。
人の移動が制限され、医療者間の情報共有や議論の機会が不足しがちな今こそ、多くの人が意見交換できる学術集会開催の価値があると考えています。
皆様の積極的なご発言を期待しております。
プログラム
抄録集
※ 抄録集の閲覧には、パスワードが必要です。
抄録集閲覧のパスワードは、学会参加者宛に送られるメール、会員様宛に送られる印刷版プログラム、もしくは、参加登録システムのオプションにて販売しますプログラムのP.11に掲載しております。学会参加者宛に送られるメールは、会期の1週間前ほどにご登録いただいたメールアドレスへお送りする予定です。会員様宛に送られる印刷版プログラムは、会期の1週間前ほどにご登録いただいた宛先へ到着予定です。
8:40〜8:50 開会式(第1トラック: 松本城会場) ライブ
第1トラック: 松本城会場 ライブ
(泉工医科工業株式会社)
(テルモ株式会社)
(旭化成ファーマ株式会社)
第2トラック: アルプス会場 ライブ
第3トラック: 安曇野会場 ライブ
美ヶ原会場: 一般演題 オンデマンド
また、優秀演題の選出のため、視聴者に投票をいただく予定です。
17:00〜17:20 閉会式(第1トラック: 松本城会場) ライブ
プログラム詳細
シンポジウム
シンポジウム1 | コロナ時代の救急医療 -日本の真ん中を守る!-
12月19日(土) 10:10~11:50 | 第1トラック: 松本城会場
座長 | 小倉 真治(岐阜大学大学院 医学系研究科 救急・災害医学分野) |
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座長 | 今井 寛(三重大学大学院医学系研究科 救急災害医学) |
演者(救急隊員) | 新型コロナウイルス感染症に対する金沢市消防局の対応について 万行 政仁(金沢市消防局 警防課) |
演者(救急対応病院) | 当院における新型コロナウイルス感染症対応と救急診療-名古屋の救急医療を守れたか?- 安藤 雅樹(名古屋市立東部医療センター 救急科) |
演者(重症対応病院) | 重症COVID-19診療―名古屋の真ん中で守る!― 後藤 縁(名古屋大学医学部附属病院 救急科) |
演者(行政) | “COVID-19流行下における感染者への対応について 行政の立場から見る地域の現状と課題 加藤 浩康(長野県 健康福祉部 感染症対策課) |
本シンポジウムでは、COVID-19流行下における、コロナ患者、非コロナ救急患者への対応について、救急病院、救急隊、行政などそれぞれの立場から、地域の現状や諸課題、課題解決の工夫、今後の展望などについて討論いただきたいと考えています。
シンポジウム 2 | みんなで守る!— 救急外来から広がる多職種連携—
12月19日(土) 12:50〜14:30 | 第3トラック: 安曇野会場
座長 | 白子 隆志(高山赤十字病院 救命救急センター) |
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座長 | 山口 均(一宮市立市民病院 救命救急センター) |
演者(医師) | 救急医の役割〜Continuum of careの視点から〜 竹重 加奈子(信州大学医学部救急集中治療医学) |
演者(救急隊員) | 点から線へ 〜病院前救急の現場から〜 西村 由久(長野県上伊那広域消防本部警防課) |
演者(放射線技師) | 救急外来における診療放射線技師の役割とは 鈴木 隆之(聖隷三方原病院 画像診断部) |
演者(薬剤師) | 薬剤師の専従によって救急外来はこのように変わる 齋藤 靖弘(札幌東徳洲会病院 薬剤部) |
演者(看護師) | 多職種連携を行う上で救急看護師に求められること 片瀬 大介(諏訪赤十字病院) |
教育講演
教育講演 1(ER診療) | unsuspected killer in ER
12月19日(土) 9:00〜10:00 | 第1トラック: 松本城会場
座長 | 吉野 篤人(浜松医科大学 救急災害医学講座) |
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演者 | 林 寛之(福井大学医学部附属病院 救急科 総合診療部) |
教育講演 2(感染対策) | With コロナ時代の感染対策-救急領域の感染対策を見直す-
12月19日(土) 9:00〜10:00 | 第2トラック: アルプス会場
座長 | 松嶋 麻子(名古屋市立大学病院 救急科) |
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演者 | 松本 剛(信州大学医学部附属病院 臨床検査部) |
教育講演 3(循環器救急) | JRC蘇生ガイドライン2020急性冠症候群のエビデンスから救急医と循環器医の連携の重要性を知る
12月19日(土) 14:40〜15:40 | 第1トラック: 松本城会場
座長 | 牛越 博昭(岐阜大学大学院医学系研究科 地域医療医学センター) |
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演者 | 田原 良雄(国立循環器病研究センター 心臓血管内科) |
若手委員会企画
レクチャー | 医師人生折り返し。これまでに僕が学んだこと
12月19日(土) 10:10〜11:40 | 第2トラック: アルプス会場
座長 | 川本 英嗣(三重大学医学部附属病院) |
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演者 | 岩田 充永(藤田医科大学 救急総合内科学) |
「ERの哲人」にお世話になっている皆さんも多いのではないでしょうか!
長年ERの現場で活躍され、現在はER/集中治療/総合内科を守備範囲とする
救急総合内科をまとめておられる岩田先生。
「医師人生折り返し。これまでに僕が学んだこと。」と題し、
幅広いご経験に基づいた熱いメッセージをお届けいただきます。
救急における一発診断
12月19日(土) 13:00〜14:30 | 第2トラック: アルプス会場
座長 | 狩野 謙一(福井県立病院) |
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座長 | 後藤 縁(名古屋大学医学部附属病院) |
座長 | 西川 佳友(トヨタ記念病院) |
一つの病歴や身体所見、画像からパターン認識を行い、
迅速に診断を導く「一発診断(snap diagnosis)」!
適切に用いることで、不要な検査を減らし診断効率を上げる一発診断は、
救急診療でもしばしば威力を発揮します。
特に今回は「写真」を手掛かりに、診断に迫る症例をお届けします。
楽しく学んで、明日からの救急外来での診療に役立てていただければと思います!
教育セミナー
教育セミナー 1 | ECMOnet Initiative
[共催] 泉工医科工業株式会社
12月19日(土) 12:00〜13:00 | 第1トラック: 松本城会場
座長 | 松田 直之(名古屋大学大学院 医学系研究科 救急・集中治療医学分野) |
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演者 | 小倉 崇以(済生会宇都宮病院、日本COVID-19対策ECMOnet) |
教育セミナー 2 | COVID-19の重症患者診療
[共催] テルモ株式会社
12月19日(土) 13:10〜14:10 | 第1トラック: 松本城会場
座長 | 岩下 具美(長野赤十字病院救命救急センター) |
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演者 | 志馬 伸朗(広島大学大学院医系科学研究科 救急集中治療医学) |
教育セミナー 3 | 敗血症性DICにおける臓器障害と抗凝固療法
[共催] 旭化成ファーマ株式会社
12月19日(土) 15:50〜16:50 | 第1トラック: 松本城会場
座長 | 森口 武史(山梨大学医学部 救急集中治療医学講座) |
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演者 | 望月 勝徳(信州大学医学部 救急集中治療医学) |
救急認定看護師企画
シンポジウム | 救急外来における家族看護を考える〜ACP(意思決定支援)にかかわる実践をエキスパートともに共有しよう〜
12月19日(土) 9:00〜10:40 | 第3トラック: 安曇野会場
座長 | 小林 健一(JA長野厚生連 南長野医療センター篠ノ井総合病院) |
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演者(家族支援専門看護師) | 救急医療と家族看護 ―家族の文脈(コンテクスト)理解からケアを拓く― 今井 美佳(JA長野厚生連 佐久医療センター) |
演者(救急看護認定/急性・重症患者看護専門看護師) | 生命危機的状況にある患者家族 上川 智彦(地方独立行政法人山梨県立病院機構 山梨県立中央病院) |
演者(精神看護専門看護師) | 自殺企図患者家族の意思決定支援の実際 小林 いつか(国家公務員共済組合連合会 立川病院) |
教育講演 | アドバンス・ケア・プランニング(愛称「人生会議」)とリビングウイル
12月19日(土) 14:40〜15:40 | 第3トラック: 安曇野会場
座長 | 林 美恵子(総合病院 聖隷浜松病院) |
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演者 | 杉山 敦(松本市医師会長・杉山外科医院) |
救急認定薬剤師企画
Pro & Con | ERに薬剤師は必要か?
12月19日(土) 11:10〜12:40 | 第3トラック: 安曇野会場
座長 | 岡田 邦彦(JA長野厚生連佐久医療センター 救命救急センター) |
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座長 | 種田 靖久(大垣市民病院薬剤部) |
Pro薬剤師 | ERに薬剤師は必要か? prosの立場から 齊藤 将之(陶生病院薬剤部) |
Pro医師 | ERに薬剤師は必要である 吉田 省造(岐阜大学医学部附属病院高次救命治療センター) |
Cons薬剤師 | Con:日本における薬剤師が必要と言うのは時期尚早である 加藤 隆寛(愛知医科大学病院) |
教育講演 | オンコロジーエマージェンシーに対して薬剤師ができることを考える
12月19日(土) 15:50〜16:50 | 第3トラック: 安曇野会場
座長 | 鬼窪 利英(相澤病院 薬剤センター) |
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講演(医師) | 医療者が知っておくべきがん薬物療法患者の救急病態 小泉 知展(信州大学医学部包括的がん治療医学教室) |
講演(薬剤師) | 「オンコロジーエマージェンシーに対して薬剤師ができることを考える」薬剤師の立場から 井出 貴之(信州大学医学部附属病院 薬剤部) |
救急撮影認定技師企画
救急撮影認定技師企画 1 | 急性肺疾患
企画:長野県救急撮影研究会
12月19日(土) 11:50〜12:50 | 第2トラック: アルプス会場
座長 | 武井 学(信州大学医学部附属病院 放射線部) |
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演者 | 横山 俊樹(公立陶生病院 呼吸器・アレルギー疾患内科/救急部集中治療室) |
新型コロナウィルス肺炎を含む急性肺疾患とはそもそも病態としていかなるものか。画像所見はどうなのか。画像診断を行う上で正常解剖と肺陰影の形成機序について十分理解しておく必要がある。
本企画では胸部X線画像とC T画像の読影について基本的な事項を学ぶ。
救急撮影認定技師企画 2 | 救急医の求める緊急撮影と画像再構成
+α Q&A 金原先生に聞いてみよう! 救急のあれこれ
企画:長野県救急撮影研究会
12月19日(土) 15:00〜16:15 | 第2トラック: アルプス会場
座長 | 福澤 洋平(伊那中央病院 診療放射線科) |
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演者 | 金原 佑樹(名古屋医療センター 救急集中治療科) |
救急診療において画像診断は必要不可欠なものであるが、膨大なデータから適切な評価や画像再構成を行うことは時間も技術も必要である。
本企画では救急医の視点から情報を提供していただき、より早く、正確に、意味のある画像を出力するためのヒントとしたい。
長野県救急撮影研究では、持ち込み画像のディスカッションが通例となっていますが、今回は金原先生にお願いしてQ&Aを企画しました。日頃の疑問や臨床、救急医療の現状や今後など広い範囲でお答えして頂けると思います。
一般演題
2020年12月12日(土)〜 | 美ヶ原会場: 一般演題
一般演題はオンデマンド配信いたします。参加登録いただいた方は12月12日(土)から視聴可能となり、ウェブサイト上で演者に対して質問・コメント等をいただく予定です。
また、優秀演題の選出のため、視聴者に投票をいただく予定です。